消防団の紹介・活動

消防団の紹介

並んで行進する大勢の消防団員

鹿角市消防団の紹介・概要・沿革

消防団とは
消防団は、地域の安心安全を守るため、火災や風水害等の災害活動のほか、それらに対応するため平常時においても、住民への巡回広報、特別警戒など、地域に密着した活動を行っており、地域における消防力の向上、地域コミュニティの活性化に大きな役割を果たしています。
実際にどのような所で活躍しているのか、どのような役割を持った組織なのかをご紹介します。
消防団は、消防本部や消防署と同様、消防組織法に基づき、それぞれの市町村に設置される消防機関です。平常時・非常時を問わずその地域に密着し、市民の安心と安全を守るという重要な役割を担っています。

手分けして作業する大勢の消防団員

鹿角市消防団の概要

鹿角市消防団は昭和47年4月に鹿角市が誕生した際に、暫定措置として「鹿角市連合消防団」が発足しています。
その後昭和54年9月に定員1,150名で鹿角市消防団が発足し、数回の組織改編を経て、現在は、条例定数892名、17個分団の組織体制で、鹿角市の安心、安全を守っています。

消防団の活動

  • 災害時の活動
    • 火災出動
      管轄する地域で火災が発生した場合は、消防職員と協力して消火活動を行います。
    • 水防活動
      風水害の際、河川の警戒や土のう積みを行い、被害を最小限にとどめます。
  • 平時の活動
    平時においては、いつでも出動できるように消火活動等の訓練を行うほか、地域の火災予防啓蒙のため、車両を使用した巡回広報活動を行います。

年間の主な行事など

鹿角市消防出初め式の様子
1月 鹿角市消防出初め式

出初め式は消防関係者が新年1月初旬に行う仕事始めの行事です。長年消防団員として勤務された方々の表彰や、纏振り、車両パレードなどを行っています。

4月及び11月 火災想定訓練

火災想定訓練は秋田県の火災予防週間(4月・11月)に合わせ年2回開催しています。実際の火災現場を想定した実践的な訓練を行うことで、有事の際の対応力強化を図っています。

火災想定訓練の様子
水防訓練の様子
6月 水防訓練

水防訓練は出水期前の6月に米代川河川敷において開催しています。
水防活動の基本となる土のう作成や、水防工法を実施しています。

3月 教養訓練・個別訓練

消防団員として、災害対応時における習熟度を更に高めるため、消防ポンプ自動車や可搬ポンプなどの取り扱い訓練を行っています。

教養訓練・個別訓練の様子
鹿角市防災訓練の様子
随時 鹿角市防災訓練等への参加

定期的に行われる市防災訓練などに出動し、消防署との協力体制の確認、連携の強化を図っています。